バルテリ・ボッタスは、2019年もメルセデスへの残留を決めるためには勝利あるのみだと気合を入れている。昨年、チャンピオンチームであるメルセデスに加入したバルテリ・ボッタスは、チームとの最初のシーズンで3勝を挙げたが、チームメイトのルイス・ハミルトンは9勝を挙げてチャンピオンを獲得。58ポイントの差がついた。
メルセデスのシート候補にはダニエル・リカルドやエステバン・オコンの名前が挙げられており、2018年に1年契約を延長しただけのバルテリ・ボッタスは、チームとの1年を過ごしたことで、今年はパフォーマンスを向上させてメルセデスを納得させるしかない。「シーズンの目標はひとつ。チャンピオンシップを争うことだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。「もうチーム全員のことを知っているし、全ての作業方法をわかっている。1年前はどれくらい学べるかはわからなかかった。今年はもう数回ファクトリーに行っているし、シミュレーターで作業している。チームは順調だ」「他チームが何をやってくるかにもよるけど、僕たちのクルマは去年よりも良くなっていると思う」メルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフは、ルイス・ハミルトンとの契約更新は“時間の問題”だと語っている。バルテリ・ボッタスは、自分が2019年以降もメルセデスに残留するのであれば、ルイス・ハミルトンがチームに残留することはポジティブなことだと考えている。「僕にとってルイスと続けられるのは良いことだ。彼とはうまが合っているし、彼は速いドライバーであり、挑戦だ」「できるだけ多くのレースで勝つことが契約の最大の論拠となる」