BMWは、今シーズン限りでF1から撤退することを発表した。BMWは29日にミュンヘン本社で記者会見を実施。BMWの取締役会会長ノルベルト・ライトホーファー、開発部長のクラウス・ドレーガー博士、BMWモータースポーツ・ディレクターのマリオ・タイセンが出席した。「もちろん、ヒンウィル、ミュンヘンのスタッフはこの活動を存続したい気持ちで、今シーズンはこれから3年間の成功のための休息期間と捉えたいところだ」とBMWザウバーのチーム代表であるマリオ・タイセンは語る。
「しかし、BMWグループが今回の決断にいたった理由を十分に理解している。我々は一層の闘志を持って、残されたレースに集中し、F1活動における有終の美が飾れるよう、走り抜ける」決定は昨日の取締役会でなされたとしており、BMWはF1以外のモータースポーツ活動は継続する予定である。