BMWザウバーは、F1ブラジルGPで、ニック・ハイドフェルドが10位、ロバート・クビサが11位と、最終戦をノーポイントで終えた。ロバート・クビサは、ドライタイヤでピットスタートを選択したが、路面はまだウェットコンディションでその戦略は失敗に終わった。終盤にいくつかポジションをあげるも、ポイントには届かず11位でフィニッシュ。ドライバーズランキンングでキミ・ライコネンに抜かれ、4位でシーズンを終えた。
ニック・ハイドフェルドは、雨が降り始めた終盤、真っ先にウェットタイヤに履き替えてチャンスを狙うも10位でフィニッシュ。ハイドフェルドもドライバーズランキングで順位をひとつ落とし、7位でシーズンを終えた。BMWザウバーとしては、135ポイントを獲得し、コンストラクターズ3位を達成した。ニック・ハイドフェルド (10位)「今日の最も大きな問題はスタートだった。あまりに多くホイールスピンさせてしまい、その場で文字通りスタックしてしまった。そのあと、いくつか良いオーバーテイクして、ポジションをあげた。後半、マシンのバランスはとても難しくなる傾向にあった。特にトゥルーリの後ろでは、ダウンフォースを失った。レースの後半では、マーク・ウェバーの後ろで彼と戦って、タイヤを痛めてしまった。8周で最初に雨が落ちたのをみたとき、ギャンブルをしてインターミディエイトにするためにピットに入った。失うものはなかった。僕は10位になったけど、残念ながら10位のままだった。とにかく、今日は良いレースではなかったけど、良いシーズンだったよ。ワールドチャンピオンおめでとう!」ロバート・クビサ (11位)「最後のレースでドライバーズチャンピオンシップの3位を失ったことは、間違いなく最高の状況とはいえない。僕たちは週末の間、あまりにミスが多かったし、それが結果になった。残念なことに、僕たちはトラックコンディションに関して間違った情報を持ってしまって、僕はドライでスタートした。レースの間、かなり長い時間にわたってエイドリアン・スーティルの後ろにつかえてしまった。ファイナルラップでなんとか順位をいくつかあげたけど遅すぎたよ。フェラーリ、そしてルイス・ハミルトン、おめでとう!」