BMWザウバーは、中国GPを終えてチャンピオンシプでのタイトル獲得の可能性を完全に失った。しかし、チーム代表のマリオ・タイセンは、2009年マシンであるF1.09の開発が順調に進んでいることを明らかにした。「順調に進んでいると思う。デザイン作業は、計画通りに進んでいる。また、トラック上でも空力開発を予定通りに終えようとしている」
2009年の最も大きな変更のひとつはKERS(運動エネルギー回生システム)だ。BMWは、6月のテストでメカニックが感電するという問題を経験している。しかし、それ以来、B最近ではフランスにあるBMWのテスト施設で前進している。「我々はここ数週間でKERSをテストした。トラックではないが、ミラマスのストレートで行った。作業は進行中だ」一方で、タイセンはブラジルでの2008年の最終戦のためにF1.08の新しい開発がないことを認めた。しかし、BMWが、コンストラクターズチャンピオンシップで2位の座を狙い「可能な限りパッケージの多く」を引き出すと語った。