BMWザウバーは、F1中国GPの決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが5位、ロバート・クビサが6位だった。3グリッド降格ペナルティが科せられ9番グリッドからのスタートとなったニック・ハイドフェルドは、オープニングラップで順位をあげ、5位でフィニッシュした。11番グリッドからスタートしたロバート・クビサは、長めの第1スティントで順位をあげ、6位でフィニッシュ。しかし、ドライバーズランキングで首位ハミルトンとの差は19ポイントに広がり、残念ながらクビサのタイトル獲得の可能性はなくなった。
コンストラクターズでも、首位フェラーリから21ポイント差となり、タイトル獲得の可能性はなくなったが、2位のマクラーレンとは10ポイント差。最終戦に望みを託す。ニック・ハイドフェルド (5位)「今日のレースにはかなり満足している。スタートでポジションをあげて、2コーナーではアウトサイドでセバスチャン・ベッテルをオーバーテイクした。彼は僕のクルマのリアに接触したけど、既に彼は僕に故意ではないと話しているし、いずれにしても、なにも起こらなかったと。それで、2〜3コーナーの後に、僕は予選のあとにスタートするはずだった再び6位になったんだ。レースの後半、ブラジルのためエンジンをセーブするためににエンジン回転数を抑えた。現在、コンストラクターズタイトルを勝ち取る望みはないことは事実だ。でも、あまり失望するべきではない。チームは素晴らしい3年目を過ごしたし、特にロバートは非常に良い一年だった。まだ終わってはいないよ」ロバート・クビサ (6位)「とても難しい予選のあとなので、6位には満足している。スタートで1つポジションをあげ、そのあと1コーナーでヤルノ・トゥルーリとセバスチャン・ブルデーが接触してさらに2つポジションをあげた。最初の2つのスティントではクルマのバランスは依然として良くなかった。ソフト側のコンパウンドに変えたあとの最後のスティントでのみ変化した。残り1レースとなった今、ドライバーズチャンピオンシップの3位を守るために懸命にトライするよ」
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