元F1ドライバーでロンドン・パラリンピックで金メダルを獲得したアレックス・ザナルディが、今週ドイツ・ニュルブルクリンクで特別にゴールドに塗装されたBMW M3 DTMをドライブした。チャンプカーのレースでの自己で両足を失ったアレックス・ザナルディのために、ブレーキは義足の右足で踏めるように移設され、アクセルは左手で操作できるようにステアリングに設置、シフトチャンジはパドルで行えるように改良された。
「今日、BMW M3 DTMをドライブできて本当に嬉しい。この特別な機会を与えてくれたBMWに感謝したい」とアレックス・ザナルディはコメント。「本当に特別な1日になった。僕の要求に合わせて、こんなにも早くBMWのエンジニアたちがマシンを改良してくれたことには本当に驚いた。トラックでは本当に楽しめた。金色に輝くマシンを見た時は圧倒されたね」「僕にはまだレースに対する情熱がある。ただ、今回のデモランがそれ以上のものになるのかはまだわからないよ。どちらにしても、DTMで戦うには僕の年齢では厳しすぎるのではないかと思う。今後の僕の焦点は、今日のドライブの後にわかるだろう」
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