ジュール・ビアンキの家族は、ジュール・ビアンキが四日市市にある三重県立総合医療センターで“重篤ではあるが安定した状態”のままであると発表した。ジュール・ビアンキは、F1日本GPで回収車と衝突して頭部と重傷を負い、びまん性軸索損傷と診断された。ジュール・ビアンキの家族は、マルシャと共同で声明を発表。ジュール・ビアンキの容体に変化はないままだが、ビアンキは「戦い続けている」と述べた。
「次の日曜日でジュールの事故から4週間になります。彼は四日市市にある三重県立総合医療センターにいます」「彼の容体は、ここの医学専門家によると、重篤ではあるが、安定していると類別されています。お伝えできる新しい情報はありませんが、世界中の膨大な数の人々が、ジュールを応援し、彼の戦いを気にかけてくれていることをわかっています。我々は、どんなに短くても、彼の多くのファンに継続してメッセージを知らせ、情報を提供する義務があります」声明では、ジュール・ビアンキが、日本の病院から別の場所に移動する計画はないと強調した「ジュールは本当に戦い続けています」「ジュールの治療についていくつか示唆的な報道がありましたが、彼の戦いはここ四日市で続いていきます。我々は段階的に状況を進めています」「改めて、この厳しい時期に我たち家族に示される忍耐と理解に心から感謝したいです。私たちは、ジュールが三重県立総合医療センターで、ローマ・ラ・サピエンツァ大学の神経外科医と恒常的に連絡を取り続けているここの医師、FIA医療委員会会長のジェラード・サイヤン教授によって最高の治療を受けているということに元気づけられています」「適切なときにはさらなる最新情報を提供していきます。その間、ジュールのことを思い、祈ってくださる全ての方々に感謝します」
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