ピレリは、2021年 F1世界選手権 第12戦 F1ベルギーGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリは、ハンガロリンクに昨年のと同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)とレンジの中央の硬さのコンパウンドをノミネートしているしかし、土曜日はFP3でドライタイヤを試したランド・ノリス(マクラーレン)を除いては全員が雨用タイヤしか使用しなかったため、全ドライバーが全種類の新品のドライタイヤを残している。
決勝がドライで行われた場合、ピレリによると、F1ベルギーGPの最速の戦略はミディアム-ハードと繋ぐ1ストップ。この場合でのミディアムのウインドウは15周から20周となる。2番目に速い戦略はソフト-ハードと繋ぐ1ストップで、この場合のソフトのウインドウは10~15周となる。マリオ・イゾラ (ピレリF1およびカーレーシング責任者)「何よりも、このサーキットで最も速いポイントの1つで非常に大きなアクシデントに見舞われたランド・ノリス(マクラーレン)が無事だったことに安堵(している。今回の予選は、絶えず変化する天候を予測するのが難しい、非常にトリッキーなものとなり、チームは迅速な決断を強いられた。明日も同じようなコンディションが予想され、このチャレンジは続くだろう。今日の走行のほとんどで使用されたインターミディエイトタイヤは、ウエットやドライのさまざまなコンディションに対応できる能力を発揮した。明日の戦略は、まだどの種類のタイヤでレースをスタートするかも分からないが、今日のように状況の変化に対応することが中心になるだろう」
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