ルーベンス・バリチェロは、今年ウィリアムズは経験不足のドライバーによって大きな代償を払っていると考えている。ウィリアムズは、F1スペインGPでパストール・マルドナドが劇的な勝利を収めたが、それ以降マルドナドはポイントを獲得できていない。コンストラクターズ選手権では54ポイントで8位。7位のフォース・インディアには21ポイント差をつけられている。
昨年末にブルーノ・セナにシートを奪われたルーベンス・バリチェロは、ウィリアムズの今季の低迷は経験豊富なドライバーがいないためだと考えている。ルーベンス・バリチェロは、パストール・マルドナドもブルーノ・セナも、今季ここまでのチャンスを最大限に利用できる立場にはいなかったと考えているとブラジルのラジオ Jovem Pan に語った。今年ウィリアムズにいたらどのようなことを成し遂げられたと考えているかと質問されたルーベンス・バリチェロは「僕はクルマを運転していないし、そこにいたら何ができたかを考えることはできないので、そのような考えはない」とコメント。「でも、実際、クルマはとても競争力があることが証明されている。彼ら(ウィリアムズ)はグリッドのかなり前方にクルマを置くために良い仕事をした」「彼らは少なくとも今の倍をポイントを獲れたはずだと思うので残念だ」「それはもちろんドライバーの経験不足によるものだ。彼らは速いが、彼らが手にしている器材が提供してくれるチャンスを得る方法を知らない」実際にウィリアムズが現在の倍のポイントを獲得できていれば、ザウバーを上回ってコンストラクターズ6位に上昇することになる。