F1は、今週末のF1サヒールGPで使用するバーレーン・インターナショナル・サーキットの“アウタートラック”レイアウトを走行するセーフティカーのオンボード映像を公開した。さまざまな出来事が起こったF1バーレーンGPから間を置かずに、今週末にはまた同じサーキットでF1サヒールGPが開催される。今回は新たに“アウタートラック(外周コース)”のレイアウトが使用され、オーバルコースのようなレースが期待されている。
コース全長は3.543㎞とモナコよりも約200m長い程度で、ブレーキングを行う「コーナー」と呼べる場所は4か所。かなりの高速コースになることが見込まれるため、ラップタイムは60秒を下回る想定となっている。シミュレーターでは1周55秒というデータも出ており、これが実現すれば、1974年に全長3.2㎞のディジョン・サーキットで行われたフランスGPでニキ・ラウダがマークした58秒790のF1最短記録を更新することになる。また、短いサーキットだけに、特に予選ではトラフィックの対策も重要となる。そして、F1で規定されているレース距離を満たすため、周回数は87周と設定されている。これは、1995年に岡山県のTIサーキット英田(現・岡山国際サーキット)で開催されたパシフィックGPの82周を上回っての史上最多で、記録ずくめのグランプリとなる。ターン3までは先週使用されたものと同じだが、そこから中速コーナーの続く外周へ入り、通常レイアウトのターン13へと戻ってくるコースとなる。OO.ready(function() {window.pp = OO.Player.create("player", "M3djl1ajE6a20EhB6zOVRlf4_Ac39NmK");});
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