AUTO GPとは、2010年にスタートしたフォーミュラカーのシリーズ。ユーロF3000の解消を経て誕生したカテゴリーとなる。AUTO GPは、2008年までA1GPで使用されていたローラ B05/52が使用され、エンジンは550馬力を発生するザイテック製3.4リッター V8エンジン(ZA1348)を搭載。タイヤは韓国のクムホが供給する。
AUTO GPは2レース制が採用され、2013年はイタリア、イギリス、ドイツ、ハンガリー、チェコ、モロッコでの8大会/16戦で争われる。主にWTCC(FIA 世界ツーリングカー選手権)のサポートシリーズとして開催されている。レース2のスターティンググリッドは、レース1の1位から8位までのリバースグリッドとなる。ポイントは1位から10位まで与えられ(レース1:25-18-15-12-10-8-6-4-2-1、レース2:20-15-12-10-8-6-4-3-2-1)、またポールポジション、各レースのファステストラップ獲得者に1ポイントが与えられる。AUTO GPの参戦料は、30万ユーロ(約3900万円)と競合カテゴリーと比較して安価に設定されている。初年度の2010年は現ロータスのF1ドライバーであるロマン・グロージャンがチャンピオンを獲得している。2013年のAUTO GPには、ユーロノヴァ・レーシングから佐藤公哉と黒田吉隆の2名の日本人ドライバーが参戦。4イベント終了時点で佐藤公哉がランキング首位に立っている。AUTO GP 2013開幕大会3/24モンツァ (イタリア)第2大会4/7マラケシュ (モロッコ)第3大会5/5ハンガロリンク (ハンガリー)第4大会6/2シルバーストン (イギリス)第5大会7/14ムジェロ (イタリア)第6大会8/18ニュルブルクリンク (ドイツ)第7大会9/1ドニントン (イギリス)最終大会10/6ブルノ (チェコ)
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