2023年F1第10戦オーストリアGPの予選で11番手から20番手だったドライバーのコメント。レッドブルリンクでの公式予選はトラックリミットが結果を大きく左右することになった。特にセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)やジョージ・ラッセル(メルセデス)はタイム抹消の餌食となり、Q2で姿を消すことになった。
11番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「今日は十分な速さがなかったし、プラクティスセッションの1周目からマシンのフィーリングが良くなかった。このようなスプリントレースの週末では、必要な変更をする時間がないので難しい。明日に向けて一晩で何ができるか、スプリントの予選に向けてどう改善できるか考えてみる。11番手というのは日曜のスタートポジションとしては明らかにベストではないけど、今年は下位からのスタートでも良い結果を残しているので、レース中に挽回できると期待している」12番手:エステバン・オコン(アルピーヌ)「各予選セッションの最低目標であるQ3には届かなかった。僕たちにとって簡単な日ではなかった。Q2ではトップ10に入っていたけど、トラックリミットのためにラップが削除されてしまった。今日の午後、グリッドの上下で何度もそれを目にした。ここではマージンが非常に小さく、特に最後の2つのコーナーではタイムを稼ぐことができるので、本当に限界までプッシュしなければならない。残念な結果になってしまったけど、日曜日のレースでは12番グリッドから順位を挽回できると確信している。今日の反省を生かし、明日はスプリント・レースの前に行われる予選に集中する。明日はポイントを獲得するチャンスがあるし、それが僕たちの目標だ」13番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「予選では13番手だった。ラップ削除がなければQ3に進出できていただろうから、少し残念だ。このペースは僕にとってもランドにとっても非常に励みになるものだった。新しいアップグレードは良い感じだし、チームのすべての仕事に感謝している。明日はトップ10に入るためにもう一度挑戦する。もちろん日曜日には、できればポイント圏内を狙っていきたい」14番手:バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)「もちろん、Q2以上を目標にしていたけど、良い面としては、マージンがいかに非常に小さいかが改めて分かったことだ。Q1の開始時にスピンしてしまったけど、全体としては比較的普通の予選セッションだった。見えなかったレッドブルに近づきすぎて、バックエンドを失ってしまった。理想的ではなかったけど、ありがたいことにセッションを再開することができた。シングルラップでのまだパフォーマンスが少し不足している。一晩かけてそこに集中して取り組むつもりだ。明日は新しい日だし、日曜日もそうだ。改善する機会はまだたくさんある。目標はいつも通りポイント圏内に入ることだ。それを目指して取り組んでいく」15番手:セルジオ・ペレス(レッドブル)「今日は間違いなく速さがあったし、予選が進むにつれてそれを感じていただけに、特に最後のラップはとても残念だった。最初の2周はトラックリミットでタイム抹消となってしまったが、ルールは明確だったし、スチュワードの判断を受け入れた。Q2の最後のアタックではトラックリミットに気をつけながらできるだけプッシュをし、いいラップを刻めていたけど、トラフィックにひっかかってしまった。仕方がないことなので、明日の新たなチャンスに向けて気持ちを切り替えたいと思う。速さがあったことはポジティブなので、日曜日の決勝で取り返したい。完ぺきではないが手応えは感じているので、明日のスプリントに向けて準備し、日曜日にいいレースができるよう集中したいと思う」16番手:角田裕毅(アルファタウリ)「トラフィックのせいでパフォーマンスを思ったように発揮できず、とても悔しいです。2周目のアタックは手応えがとてもよかったし、全車が僅差の戦いをしていた中ですが、Q2進出も可能だったと思います。残念ですが仕方がありません。明日は雨の予報も出ているので、しっかり準備をして、スプリントの予選に挑みたいと思います」17番手:周冠宇(アルファロメオ)「今日の順位は、僕たちのパフォーマンスをあまり反映していないように感じている。もっとペースはあったと思う。Q1の終盤、集団の最後尾なり、10秒以上立ち止まり、セクター1ではタイヤが十分に温まっていなかったために大きくロスしてしまった。それでもセクター3で少し挽回できたけど、結局は十分な差を生むには至らなかった。とはいえ、今日のポテンシャルは間違いなくあったと思う。このセッションに完全に満足しているとは言えない。今は明日、特にシュートアウトに集中している。 今は明日、特にシュートアウトに集中している。クルマに関しては、まずまずのバランスを見つけることができた。明日も、そして日曜日も、僕たちは前進できるポテンシャルがあると思う。順位を上げてポイント圏内に入るチャンスがあると確信している」18番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)「セッションを終えて複雑な気持ちだ。自分のラップには純粋に満足している。今朝のフリープラクティスでは少し足りなかったし、まだ見つけるべきものがあると思っていた。セクター1と2を通して、そのほとんどを見つけることができた。最後の2つのコーナーでは、トラックリミットを判断するのに少し苦労した。ラップタイムを失いたくないと思って、ちょっとテーブルの残しすぎてしまった。明日も学び続けるには日になるだろう。ウェットコンディションになりそうだし、そのようなコンディションでもう少し走れるので僕にとって良いことであり、良い変化になるだろう。グリッドはお揃いいほど接近しているので、もう少し改善する必要がある」19番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「現時点ではすべてがとてもタイトだ。最終走行の最初のラップのターン1でフェルスタッペンとトラフィックになったけど、そのラップはトラックリミットのために削除された。いじれにしろカウントされなかった。2回目のアタックではシフトダウンがうまくいかず、ターン3でギアを間違えて少しタイムをロスしてしまった。実際、信じられないほどタイトだし、これだけタイトだと、そういったちょっとした問題が非常に高くつく。通常ならこのようなことは避けられるが、今日の私たちは間違った方向に進んでしまった」20番手:ニック・デ・フリース(アル...
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