レッドブル・リンクは、昨年に続きF1とMotoGPの中止分のグランプリの代役を務めて計4グランプリをホストする。今夏、モータースポーツシーンはオーストリアに再び注目することになる。2020年、レッドブル・リンクはF1シーズン開幕を祝う2連戦でグローバルスポーツイベントを復活させ、さらにはMotoGPの 2連戦もホストしたが、今年も同サーキットでF1とMotoGPのグランプリが計4戦開催される。
その “レッドブル・リンク 夏のレーシング祭” はF1から始まり、6月27日に第8戦シュタイアーマルクGP、翌週7月4日に第9戦オーストリアGPが開催される。そして後半はMotoGPで8月8日にスティリアGP、8月15日にオーストリアGPが開催される。2020シーズンとの大きな違いは、今年は4戦すべてが有観客で開催される点だ。難しい日々が続いている中、レッドブル・リンクは昨年と同じく、予定されていたが中止になったGPの代役を務めてF1とMotoGPをサポートすることになったが、この対応はレッドブル・リンクとF1およびFIA、ドルナおよびFIMとの関係が良好なことを示している。また、この4GPはモータースポーツファンに “お祭り” を再び楽しめる機会を提供する。安全対策が徹底された有観客開催が醸し出す雰囲気は、オーストリアから世界へのポジティブなメッセージとして受け止められるだろう。ステファノ・ドメニカリ (F1 CEOのコメント)「トルコでのレースを楽しみにしていましたが、渡航制限のため6月の開催を断念せざるを得なくなりました。ですが、F1はレースの創出とソリューションの発見を即座にできることを示すことができました。オーストリアでのダブルヘッダーを用意し、全23戦という当初の予定を維持できたことを心から嬉しく思っています。トルコのプロモーターと政府関係者の皆さんに謝意を表すると同時に、フランスとオーストリアのプロモーターの皆さんの今回のソリューションの用意におけるスピードと柔軟性、熱意にも感謝いたします」カルメロ・エスペレータ (ドルナ・スポーツ CEO)「昨シーズンに素晴らしいレースを提供してくれたスティリアGPの再開催に興奮を覚えています。レッドブル・リンクはパドックのフェイバリットサーキットに挙げられることも多く、このサーキットで再び2レース開催できることを楽しみにしています。レッドブル・リンクのレーストラックと施設群はワールドクラスですし、レースはいつも最高の内容です。ディートリヒ・マテシッツ氏にこの場を借りて感謝します。レッドブルはMotoGPの素晴らしいパートナーです。オーストリアGPは見事な運営によって毎年素晴らしいイベントになっています」クリストファー・ドレクスラー (シュタイアーマルク州スポーツ振興会)「F1とMotoGPをまた2レースずつ開催できることは私たちにとって喜びであると同時に誇りでもあります。特に、シュタイアーマルクGPとスティリアGPの追加開催は素晴らしい形で私たちをグローバルなスポットライトの下へ連れ出してくれるでしょう。レッドブル・リンクでモータースポーツのビッグイベントを4回開催することは、オーストリア、シュタイアーマルク州、そしてシュピールベルクにとって、COVID-19からの力強い離脱へ向けた大きな刺激になってくれるはずです。今年の4GPは、シュタイアーマルク州をモータースポーツシーンの中心へ導いてくれるでしょう」ディートリヒ・マテシッツ (レッドブル)「インターナショナルスポーツの2レースを追加開催し、F1とドルナとの良好な関係をさらに強化できることを楽しみにしている。昨年と同じように2レースを追加開催することで、歓喜・自信・楽しさのメッセージをシュタイアーマルク州から世界へ向けて力強く発信したい」
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