2026年F1オーストラリアGPの決勝で11位以下だったドライバーのコメント。3月8日(日)にアルバート・パーク・サーキットで2026年のF1世界選手権 第1戦 オーストラリアグランプリの決勝レースが行われた。11位以下では、ポイント獲得こそ逃したものの、それぞれのチームとドライバーが新時代初戦ならではの課題と収穫を持ち帰る結果となった。
エステバン・オコン、アレクサンダー・アルボン、リアム・ローソン、フランコ・コラピント、カルロス・サインツJr.、セルジオ・ペレスは、エネルギーマネージメントやマシンバランス、信頼性といった新規則下の難しさに直面しながらも、次戦へ向けた重要なデータを積み重ねた。一方で、アストンマーティンの2台、バルテリ・ボッタス、アイザック・ハジャーは完走できず、オスカー・ピアストリとニコ・ヒュルケンベルグはスタートを切れなかった。トラブルや不運に見舞われたドライバーも多かったが、それぞれのコメントからは開幕戦で得た手応えや悔しさ、そして中国GPへ向けた視線がにじむ。11位:エステバン・オコン(ハースF1チーム)「スタートでポジションを上げて良い流れだっただけに、ポイントを逃したのは残念だ。その後はペースが足りず、リアの不安定さにかなり苦しんだ。もっとできたはずだと思うのでフラストレーションはある。ただ、この週末で多くのことを学べたのも事実だし、次のレースでどうなるか見てみたい。シーズンに向けて多くの努力をしてきたチームがここメルボルンでポイントを獲得できたことは嬉しい」12位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)「今日は長いレースだった。現状では僕たちは“どの集団にも属さない”位置にいて、中団とも戦えていない。ただ戦略自体は良かったが、ペースが足りないのは明らかだ。ラップタイムからも分かる通り、マシンは重量が重くダウンフォースも不足している。特にハードタイヤではグレイニングも問題だった。現実的にどこでラップタイムを見つけられるかは分かっているし、チームは目標に近づくために懸命に取り組んでいる。今日のポジティブな点は走行距離を稼げたことと、これまでのセッションでの信頼性問題を乗り越えられたことだ。週末からできるだけ多くを学び、次戦上海に活かしたい」13位:リアム・ローソン(レーシングブルズ)「ライトがすぐに消えて、反応と手順は完璧だと思ったけどクルマが動かなかった。5秒くらいパワーが出なくてそのまま止まっていたので、本当にフラストレーションが溜まる。レースでもいくつか問題があって、前のクルマに追いつくたびにエネルギーマネージメントがうまく機能せず、実際にパワーを失ってしまった。新しいマシンになって僕たち全員にとって学習の一日だったと思う。それでもいくつか問題を抱えながら戦ったし、ペース自体は悪くなかったと思う」14位:フランコ・コラピント(アルピーヌ)「結果だけを見れば望んだものではないが、レースペースや得られたデータなどポジティブな点もある。スタート位置を考えると簡単なレースにはならないと分かっていたし、スタート手順違反のペナルティがポイント争いのチャンスを失わせた。僕たちはチームとして勝ち、チームとして負ける。スタートでは本当に危ない瞬間があり、ローソンが非常に遅かったのでレースがほぼ終わりかけた。背後に突っ込みそうになったが、最後の瞬間に彼に気づいて右に避け、彼とピットウォールの間をすり抜けた。ウォールに触れたと思うが、大きなダメージはなく1周目を無事に終えられた。それでも週末のスタート地点を考えると、マシンの感触やレースでのパフォーマンスには満足できる。特にレーストリムでは中団のライバルと戦えるレベルだった」15位:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)「週末を通して問題が多すぎて、とても厳しい週末だった。スタートは良くて序盤で12番手まで上がれたが、その後フロントウイングの問題が発生し、空力バランスを完全に失った。その結果アンダーステアが強くなり、タイヤのデグラデーションも大きくなってしまった。その時点から正直テストセッションのようなレースになってしまった。このフロントウイングの問題は新しいものではないので、短期的に改善するには早急に解決する必要がある。やるべき宿題は多いが、改善のための計画は作れると信じている」16位:セルジオ・ペレス(キャデラックF1)「チームとして最初のレースが終わった。完走できたことは本当に素晴らしいことで、参戦が決まってからわずか1年でここまで来られたのは大きな成果だ。これからはパフォーマンスを追加して、本当にレースで戦えるようにしていかなければならない。チーム内には競争心があり、それこそが今後ギャップを縮めて大きな成果を目指すために必要な姿勢だ」DNF:ランス・ストロール(アストンマーティン)「今日はかなり周回を重ねることができて良かった。特にこの週末はほとんど走れていなかったからだ。レースは学習の場として使い、ガレージでチェックするために何度かピットに入り、その後またコースに戻った。まだパフォーマンスと信頼性の両面で不足している部分があるが、今日走れた周回が中国に向けて方向性を与えてくれると思う」DNF:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)「最初の2周が今日のレースで一番楽しい瞬間だった。スタートが良くて10番手まで上がれたのは予想外だった。その後はポジションが不利で順位を落としてしまった。マシンをガレージに入れてチェックを行い、その後コースに戻ったが最終的にはリタイアすることになった。来週の中国は走行距離を稼ぎ、状況を最適化する良いチャンスになる」DNF:バルテリ・ボッタス(キャデラックF1)「今日はチームとして歴史を作った。初めてのグランプリ週末で、ここに来てレースをしていること自体が誇らしい瞬間だ。燃料システムの問題でレースが途中で終わってしまったのは残念だが、多くのことを学べた。チームはチェコのマシンを完走させる素晴らしい仕事をしてくれた。ポジティブな点はたくさんあるし、これはまだ旅の始まりにすぎない。このプロセスを楽しんだし、中国で再挑戦するのが楽しみだ」DNF:アイザック・ハジャー(レッドブル・レーシング)「今日はフラストレーションの溜まる一日だった。表彰台を争える自信があったので、この結果は残念だ。スタートは良かったが、残念ながら問題がすぐに発生した。週末を通して信頼性は良かったが、レースは違う。かなり...
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