026年F1開幕戦オーストラリアGPの予選は、アルバート・パークでQ1から大きな波乱となった。マックス・フェルスタッペンがクラッシュにより敗退する衝撃の展開となり、開幕戦からグリッドの勢力図を揺るがす結果となった。このセッションではキャデラックの参戦によりグリッドが22台に拡大したため、Q1では6台が脱落する新フォーマットが採用された。18分間のセッションの中で、各チームはQ2進出を懸けた激しいタイムアタックを展開した。
フェルスタッペンがクラッシュで赤旗セッション中盤、フェルスタッペンが最初のアタックラップでマシンのリアを失い、コーナー進入前にスピン。そのままグラベルを横切ってバリアにクラッシュし、赤旗が提示された。フェルスタッペンは無線で「リアがロックした。最高だね」と皮肉めいたコメントを残した。マシンは大きく損傷し、セッション再開後も走行できずQ1敗退が決定。メディカルセンターでチェックを受けるためマシンを降りた。赤旗中断によってタイマーが停止したことで、クラッシュ前にタイムを記録できていなかったドライバーにとっては救済となった。Max Verstappen is OUT of Qualifying, with no time set! This is the moment where the Red Bull driver spins into the wall at Turn 1 #F1 #AusGP pic.twitter.com/M2XKoapEMl— Formula 1 (@F1) March 7, 2026 ラッセルがトップタイム再開後のセッションではジョージ・ラッセル(メルセデス)が最速タイムを記録。2番手にオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、3番手にアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)が続いた。ラッセルはセッション残り時間のアタックでトップタイムを更新。ピアストリとの差は0.157秒と僅差ながら、今週末のポールポジション争いで優位な位置につけた。ランド・ノリスは4番手、アントネッリはクラッシュからの修復後に走行し3番手タイムを記録する粘りを見せた。終盤にQ2進出争いが激化セッション終盤はQ2進出ラインを巡る攻防が激しくなった。フェルナンド・アロンソは一時的にQ2圏内に入っていたが、最後のアタックでフランコ・コラピントがタイムを更新。アロンソは17番手に押し出され、Q1敗退となった。また、ウィリアムズはカルロス・サインツJr.のマシントラブルの影響もあり苦戦。アストンマーティンもランス・ストロールがICEトラブルの影響で十分な走行ができなかった。■ Q1敗退ドライバー17位 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)18位 セルジオ・ペレス(キャデラック)19位 バルテリ・ボッタス(キャデラック)20位 マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)21位 カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)22位 ランス・ストロール(アストンマーティン)開幕戦の予選は、フェルスタッペンのクラッシュという予想外の出来事で幕を開けた。チャンピオン候補の一人がQ1で姿を消す異例の展開となり、決勝レースの戦略にも大きな影響を与えることになりそうだ。