2010年のF1オーストラリアGPによって、メルボルンの納税者の負担は、前回のレースより1,000万ドル(約8億5,000万円)も増えた。オーストラリア紙の報道によると、2010年の赤字は2006年の倍以上となる4,920万ドル(約42億円)にも上るという。この数字は、オーストラリア・グランプリ・コーポレーションの会計報告で明らかなっており、報告書によると、世界的な金融危機が今でもF1オーストラリアGPに「大きな影響」を与えていると分析している。
さらに、アルバートパークにある会場の改修に780万ドル(約6億7,000万円)が投じられることになっている。10年前のレースの赤字は年間400万ドル(約3億4,000万円)未満だった。