F1オーストラリアGPの将来を脅かす論争が解決したようだ。オーストラリアの統括組織が2011年のレースをキャンセルする可能性を示唆したことで、先月メルボルンのF1オーストラリアGP主催団体オーストラリア・グランプリ・コーポレーション(AGPC)のロン・ウォーカー会長がF1最終戦アブダビGPの開催地に駆けつけていた。
AGPCとオーストラリア・モータースポーツ連盟(CAMS)は、ロン・ウォーカーが手放すのを拒んだ80万ドル(約6,600万)の開催料をめぐって対立。ロン・ウォーカーは「CAMSがマネジメントを改革して、価格を引き下げない限り、新しい契約にサインつもりはない」とコメントしていた。今週末の報道によると、CAMSのアンドリュー・パパドプロス会長がメディアに対して論争は終わったと述べたという。CAMS会員に宛てた書簡の中で、デビッド・モーガンCEOは「今回の合意に達したことをCAMSは嬉しく思っている」と認めている。
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