アウディは、DTMのファクトリーチームであるアブト(Abt)のフォーミュラEシリーズ参戦を支援する。アウディ・スポーツ・アブト・フォーミュラEチームは、フォーミュラEに参戦する7番目のチームとして発表された。アウディは、マニュファクチャラーとして本格参戦はしないが、プロジェクトへの支援を強化。ファクトリードライバーがフォーミュラEに参戦する可能性が高い。
アウディ・スポーツの責任者ヴォルフガング・ウルリッヒは「この新プロジェクトのことは大きな関心を持って観察していたので、Abtスポーツラインが最初から関わることを喜んでいる」とコメント。「我々は、チームがこの新しいチャレンジに立ち向かうことを祈っており、必要であれば我々のファクトリー・ラインナップのドライバーでそのコミットメントを支援する予定である」チーム代表のハンス・ユルゲン・アブトは「回生パワートレインと電気自動車の分野で積極的な会社として、我々はこのシリーズのコンセプトを確信している」と述べた。「我々は、これまでもいろいろな機会に新しいチャレンジを楽しんできた。フォーミュラEは間違いなく最も厳しいチャレンジのひとつなので、我々の興奮はさらに高まっている」フォーミュラEの責任者アレハンドロ・アガグは、アウディのチーム支援は、このカテゴリーにとって有意義な瞬間だと述べた。「フォーミュラEは、独自の完全電気自動車を披露するチームにとって、非常にオープンなチャンピオンシップであり、プラットフォームである。ドイツの最も成功したモータースポーツチームのひとつが、大手自動車メーカーのサポートを受けて参戦することは、シリーズにとって素晴らしいことだ」「特にドイツのレーシングファンは、ベルリンでのフォーミュラEレースで応援する母国チームができたころを喜ぶことだろう」
全文を読む