アウディF1の2026年型マシンに、ダブル・プッシュロッド式サスペンションが採用されていることが明らかになった。これは、フェラーリやレッドブルも2026年の新車で同様の開発方針を採ると噂される中で浮上した情報だ。アウディは金曜日、2026年F1マシン「R26」を用いたフィルミングデーをバルセロナで実施し、2026年型マシンとしては最初にコース走行を行ったチームとなった。
この走行は最大200km、周回数にして約42周に制限されており、舞台は名称が変更されたバルセロナ・カタルーニャGPの開催地だった。当日は、コースサイドで観戦していたファンが撮影した映像がSNS上で広く拡散され、オールブラックのリバリーをまとったアウディF1マシンが走行する姿が確認された。そしてPlanetF1.comのテクニカルエディターであるマット・サマーフィールドは、R26がフロントおよびリアの両方にプッシュロッド式サスペンションを採用していることを確認した。2026年F1は技術的転換のシーズンにダブル・プッシュロッド式サスペンションは、2022年から2025年まで使用されてきたグラウンドエフェクトカーからの転換に伴い、2026年シーズンの主要な技術トレンドのひとつになると見られている。2026年に向けてF1のテクニカルレギュレーションは大幅に刷新され、シャシーとパワーユニットの両方が同時に変更されるという、極めて珍しい改定が行われる。この新時代では、電動化比率が50%に引き上げられ、完全な持続可能燃料の導入、さらにアクティブエアロダイナミクスが採用される。プッシュロッド式サスペンションは、新レギュレーション下においてプルロッド式よりもハンドリングの予測性に優れていると考えられており、加えて複雑化する新型パワーユニットのパッケージング面でも利点があるとされている。昨年11月には、フェラーリが2026年の新車にダブル・プッシュロッド式サスペンションを採用する見通しであることが明らかになっていた。これが事実であれば、2026年型フェラーリ「SF-26」は、2010年にフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサがドライブしたF10以来、リアにプッシュロッド式サスペンションを採用する初のフェラーリF1マシンとなる。一方、先月イタリアで報じられた内容によれば、レッドブルも2026年型「RB22」でダブル・プッシュロッド方式を採用する見込みだという。2026年の新時代に向けて、より多くのチームがプッシュロッド式サスペンションを採用すると予想されている。アウディの金曜日のシェイクダウン走行は、1月26日から30日にかけて非公開で実施されるF1最初のプレシーズンテスト(バルセロナ)よりも17日早いタイミングで行われた。ドイツの自動車メーカーであるアウディは、1月20日にベルリンで開催されるイベントでR26を正式に発表する予定だ。
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