アウディは、2026年にF1参戦することが期待されており、まもなく発表する将来のモータースポーツプロジェクトで“サプライズを生み出したい”と語る。昨年11月、アウディはマクラーレン・オートモーティブとザク・ブラウンがCEOを務めるマクラーレン・レーシングを含めたマクラーレン・グループ全体を買収しようとしているとAutocarが報じた。
それらの計画は、アウディがおそらくマクラーレンのエンジンサプライヤーとしてF1参戦の直接のパイプラインとなると推測されたが、当時、マクラーレンはすぐにその報道を否定した。だが、2回月後、アウディがマクラーレンを買収するという噂、もしくは少なくともマクラーレンに多額の投資をするという噂は続いている。フォルクスワーゲン・グループは、傘下ブランドであるアウディまたはポルシェ、あるいは両方のブランドがF1が次世代エンジンを導入する2026年にF1に参戦することをまもなく明らかにすることが期待されている。アウディの技術開発CEOであるオリバー・ホフマンは、現時点でアウディがF1参戦するどうかを明らかにはしないものの、アウディの現在および将来のモータースポーツ計画について“サプライズ”を生み出したいと語る。「我々はモータースポーツプロジェクトでサプライズを生み出したい」とオリバー・ホフマンはSport1に語った。「ダカールは革新的で進歩的なドライブコンセプトのためにブランドとしての我々にとって理にかなっている。我々は電気モーターとエネルギーコンバーターで砂漠を長距離ドライブしている」「2023年からは、ル・マンでも(ハイパーカークラスのLMDhプロトタイプで)再び競争することになる。今後、他に何が起こるかを見ていく」「FIAはF1の将来に関していくつかの良い決定を下し、昨シーズンも非常に興味深いものだった。しかし、今はダカールとル・マンに焦点を当てている」2026年からアウディはマクラーレン、レッドブルがポルシェとパートナーシップを組みと考えられている。これはフォルクスワーゲンの2つのブランドが、F1とWECの2つのチャンピオンシップで直接洗うことを意味する。