アウディは、9月17日に発売予定の新型アウディ A3 スポーツバックに、走行中のインターネット接続を可能とし、直感的な操作でドライバーに適切な情報提供を行う Audi connect(アウディコネクト)のサービスを開始する。新開発のAudi connectは、クルマとインターネット、各種情報発信インフラ、他のクルマなどとの接続など、モビリティネットワークの未来図を現実のものとする技術。MMIナビゲーションシステムの拡張機能として、装着される。
車両からの通信は、専用モジュール(3G) によってインターネット接続を確立。また日本市場で販売される自動車としては初のWi-Fiを搭載し、最大8台までモバイルデバイスを接続することが可能です。同乗者もデバイスを通じてネットサーフィンやeメールの送受信などを楽しむことができる。加えて、ナビゲーションシステムにGoogle Earth画像やGoogle ストリートビューの表示、Point of Interest 検索 (POI)をすることができるようになっている。また、ニュース、天気予報、駐車場検索をはじめ、近隣空港を検索し、便名や定刻などのフライトインフォメーションやガソリンスタンドを距離順や価格順に表示するなどの情報提供も可能となっている。新型アウディ A3 スポーツバック は、1996年にプレミアムコンパクトとして初めて登場し、2003年に第二世代モデルを発表、約10年ぶりに刷新された第三世代モデルとなる。アウディ A3はプレミアムコンパクトモデルのパイオニアとし、現在117ヶ国にて発売され、今年7月にはシリーズ累計300万台生産を達成。新型アウディ A3 スポーツバックは、最新の超軽量技術により、従来技術での限界を超え、さらなる軽量化を実現。キャビンには熱間成形スチール素材を採用、これによりキャビン単体の重量は従来比で37kg減少した。インテリアやエンジンにまで徹底され、車両トータルとしては最大で60kg軽量化され、1.4リッターTFSIエンジン搭載モデルの車両重量はわずか1320kgに抑えられている。パワートレインには新開発された3種のTFSIエンジンが搭載されます。2種類の1.4リッターと1.8リッターで、出力は1.4TFSI/90kW (122ps)、1.4TFSI with COD/103kW(140ps)、1.8TFSI/132kW(180ps)となる。スタートストップシステムをはじめ革新的な気筒休止システム・シリンダー オン デマンド(COD)などの低燃費技術により、燃費性能は従来に比べ平均9%向上している。全モデルにSトロニックトランスミッションを採用。前輪駆動の1.4リッターエンジン搭載車は7速Sトロニック、quattroドライブの1.8リッターエンジン搭載車は6速Sトロニックの組み合わせとなる。さらに燃費向上に効果を発揮するコースティングモード付きアウディ ドライブセレクトも、一部グレードを除き標準装備される。新型アウディ A3 スポーツバックの価格は、308万円(A3 Sportback 1.4 TFSI)〜393万円(A3 Sportback 1.8 TFSI quattro)。11月発売予定のS3 Sportbackは544万円となっている。(各税込)
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