アストンマーティン・ホンダF1が、元レッドブル・レーシング代表のクリスチャン・ホーナーの招聘に再び動いていると報じられた。巨額の投資を続けながら2026年シーズンは開幕8戦でわずか1ポイントにとどまっており、現体制へのプレッシャーが高まる中で、チームオーナーのローレンス・ストロールが再びホーナー獲得を目指しているという。
アストンマーティンがホーナー招聘に再挑戦か英紙『Daily Mail』によると、ローレンス・ストロールは以前からホーナーの招聘を熱望しており、一度は契約成立に近づいたものの、最終段階で交渉が決裂したとされる。しかし、今季のアストンマーティンは期待を大きく下回る成績が続いており、チームは再びホーナーに接触したという。アストンマーティンは新ファクトリーや最新風洞などへの大型投資を続けてきたが、2026年シーズンはここまで8戦を終えて獲得ポイントはわずか1点。苦戦が続く現状を受け、経営陣の刷新を模索している可能性がある。ホーナーには複数の選択肢ホーナーは1年前にレッドブル・レーシング代表を退任。報道では約8000万ポンド(約160億円)の退職金を受け取ったとされ、すぐにF1へ復帰する必要はない状況にある。それでも本人は以前、「F1にはまだやり残した仕事がある」と語っており、将来的な復帰には前向きな姿勢を示している。アストンマーティン入りが実現すれば、現在チームで活動するエイドリアン・ニューウェイとの再タッグが実現することになる。フェラーリやアルピーヌ BYDとの構想も浮上ホーナーを巡っては、アストンマーティン以外にも複数の選択肢が報じられている。『Daily Mail』によれば、元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは水面下でフェラーリ入りを後押ししているという。ただし、現時点では具体的な進展はないとされる。また、アルピーヌについては投資会社オトロ・キャピタルによる株式売却の可能性を背景に、ホーナーが投資家グループとともに関与する案も取り沙汰されている。モナコGPではアルピーヌのフラビオ・ブリアトーレも、ホーナーとの協業に前向きな姿勢を示していた。さらに、中国の自動車メーカーBYDと新たなF1チーム設立について予備的な協議を行ったとの報道もあり、もし実現すれば12番目のF1チーム誕生につながる可能性がある。ただし、この構想では実際のF1復帰まで数年を要するとみられている。アストンマーティンはコメント避けるGPblogがアストンマーティンに一連の報道について確認したところ、チーム広報担当者は「当社の方針に従い、噂や憶測についてはコメントしない」と回答した。現時点でホーナーの復帰先は決まっていないが、アストンマーティンをはじめ、フェラーリやアルピーヌ、新規参入プロジェクトなど、F1パドックでは今なおホーナーの去就が大きな注目を集めている。
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