アストンマーティンF1チームのアンバサダーを務めるペドロ・デ・ラ・ロサは、2026年F1モナコGP初日の走行を振り返り、チームが予想していた以上に厳しい状況に直面していることを認めた。アストンマーティンはフリー走行1回目と2回目を通じて苦戦。フェルナンド・アロンソとランス・ストロールは両セッションとも下位に沈み、ドライバビリティの問題に悩まされた。チームはセットアップ変更を繰り返しながら改善策を模索している。
ペドロ・デ・ラ・ロサ「予想以上に難しい状況」「今日は厳しい一日になることは分かっていたが、実際には予想以上に厳しかった」とペドロ・デ・ラ・ロサはコメント。「セッションを通じてさまざまな変更を試し、改善が必要な部分について多くの情報を集めることができた」「マシンにはドライバーがこのサーキットで自信を持って攻めるために必要な一貫性と予測性が欠けていた」「一晩でやるべき仕事はたくさんあるが、明日に向けて前進できるよう集中して取り組んでいる」その後のインタビューでは、アストンマーティンが抱える具体的な問題についてさらに詳しく説明した。「厳しい週末になることは分かっていたが、実際には我々の予想を超えていた。マシンは想定していた以上に扱いづらい」「ブレーキング時やダウンシフト時の挙動が非常に難しく、さらにアンダーステアも強い」「このような低速コーナーが連続するサーキットではマシンの向きを変えることが非常に難しかった。いくつかセットアップ変更を行ったが、もしかすると間違った方向に進んでしまった可能性もある。その点は明日に向けて修正していく」ドライバーの自信回復が最大の課題デ・ラ・ロサは、モナコではドライバーがマシンに信頼を持てるかどうかが重要になると強調した。「モナコでは自信が必要だ。自信を持てるマシンがなければ限界まで攻めることは難しい」「必要なのは反応の良いマシンだ。予測可能でなければならないし、少なくともフロントがしっかり反応してマシンの向きを変えられなければならない」「アクセルを踏んでパワーを路面に伝え、コーナー進入速度を維持しながら余計に待たされないマシンが必要だ。そのために明日に向けて作業していく」さらに、ホンダと協力しながら改善策を探ることも明かした。「その部分についてはホンダとも協力して対処していく。まだ試せることはたくさんある」「モナコは難しいサーキットだが、より柔らかいコンパウンドを使うほどフロントの反応が重要になる。ソフトタイヤの高いトラクション性能を引き出すためには、より強いフロントエンドが必要だからだ」アストンマーティンは初日を通じて苦戦を強いられたが、チームは一晩でセットアップを見直し、予選に向けて競争力向上を目指す。フェルナンド・アロンソもセッション後、「非常に扱いにくいマシンだった」と語っており、モナコ特有の低速コーナーへの対応が週末の大きな課題となっている。