レーシングブルズのアービッド・リンドブラッドは、2026年F1第10戦ベルギーGPの予選で自己最高となる8番手を獲得した。マシンに導入されたアップデートの性能を引き出し、ルーキーシーズンで「最高の感覚のひとつ」と振り返る会心の走りを披露した。リンドブラッドはQ3で1分45秒143を記録。ランド・ノリスがパワーユニット交換による10グリッド降格を受けるため、決勝では7番グリッドからスタートする見込みとなっている。
リンドブラッドがF1自己最高の予選8番手18歳のアービッド・リンドブラッドは、これまでデビュー戦のオーストラリアGPをはじめ、カナダGPとイギリスGPで予選9番手を獲得していた。しかし、高速コースのスパ・フランコルシャンでは自身の最高位をさらに更新。予選Q2を余裕を持って突破し、Q3ではオスカー・ピアストリに迫るタイムを記録して8番手に入った。「本当にいいセッションだった。FP1からマシンの感触がよかった。正直、今年のなかでも最高の感覚のひとつだった。バルセロナやカナダ、メルボルンと並ぶくらいだ」「チームがいいパッケージを用意してくれた。予選の最初から感触がよくて、すぐに攻めることができた。Q2では2セット目のタイヤを使う必要がなかったと思うくらいで、僕たちにとってはかなり大きな成果だ」リンドブラッドはQ2を1回目のアタックで突破できるほどの速さを示した。タイヤを温存しながらQ3へ進出できたことは、レーシングブルズのマシンに十分な競争力があったことを示している。ピアストリを上回る可能性もあったと悔しさ自己最高順位を喜ぶ一方で、リンドブラッドは完璧なラップをまとめていれば、さらに上の順位を狙えた可能性があったと語った。「最終的には本当にいい結果だった。ただ、少し悔しい部分もある。僕が完璧な仕事をしていれば、オスカーをわずかに上回れたかもしれない」「それでも、コース上では本当にうまく走れていたと思う。今の僕たちの実力は、だいたいこのあたりにあるということだ」ピアストリとの差はわずかで、リンドブラッドは中団勢のトップを争うだけでなく、上位チームのドライバーにも迫るパフォーマンスを見せた。リンドブラッド車だけに新アップデートを投入レーシングブルズはベルギーGPで冷却効率と空気の流れを改善するアップデートを用意した。新しいサイドポッド、ロールフープ周辺、ブレーキドラムなどが含まれ、リンドブラッドのマシンだけに装着された。チーム代表のアラン・パーメインは週末前、イギリスGP予選でチームメイトのリアム・ローソンを上回ったことなどを踏まえ、リンドブラッドに新パーツを与える判断を下したと説明していた。旧仕様のマシンで予選に臨んだローソンは11番手。リンドブラッドはアップデートの効果を早い段階から引き出し、Q3進出と自己最高順位という形でチームの判断に応えた。ただし、今回の結果にはドライバー自身の走りも大きく影響している。リンドブラッドはフリー走行からマシンへの自信を深め、予選の各セッションで安定してタイムを伸ばした。決勝は7番グリッドから5戦連続入賞を狙うリンドブラッドはベルギーGP決勝で、5戦連続となるポイント獲得を目指す。ノリスに加えてアイザック・ハジャーもグリッド降格ペナルティを受けるため、予選順位より前方からスタートできる状況となっている。「今は決勝に集中している。ランドにはグリッドペナルティがあるし、アイザックも同じだと思う。だから、僕たちは予選順位より少し前からスタートすることになる」「自分たちのレースに集中して、何ができるかを見ていく。マシンは速いし、チームもいい仕事をしている。あとは僕たちが自分たちの仕事をきちんとこなし、基本的な部分に集中すれば大丈夫だと思う」レーシングブルズのアップデートを結果につなげたリンドブラッドは、スパでルーキーシーズン最高のスタート位置を手にした。決勝では上位勢からのプレッシャーを受けながら、自己最高位と連続入賞記録の更新を狙う。
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