アービッド・リンドブラッド(レッドブル・レーシング)は、2025年F1メキシコGPのフリー走行1回目で6番手タイムを記録。今季2度目のFP1出走となったルーキーは、プレッシャーの中で手応えある走行を見せた。フェルスタッペンに代わってFP1に出走したリンドブラッドは「セッション前はかなり緊張していた。今のチャンピオンシップの状況もあって、絶対にミスやダメージを出せない状況だったからね」と振り返った。
「正直、まずはクリーンに走って良いフィードバックを返すことだけに集中していた。でも最終的にタイムシートの上位にいられて良かった」と語った。走行中には一度、走行妨害の警告を受けたが、それも経験のうちだと冷静に受け止めている。「FP1は本当に難しかった。コースが短い上に、僕らは他のドライバーと走行順がずれていて、周囲の状況を常に把握するのは簡単じゃなかった。特にルーキーにとっては処理することが多いんだ。改善できる部分はあるけど、仕方ないね」とリンドブッドはコメント。チームからの評価については、「マシンは無傷で戻せたし、ペースも悪くなかった。フィードバックも良かったと思う。僕にできることはチームを正しい方向に導くことだけだ」と述べ、「あとはマックス(フェルスタッペン)がどう感じるか次第だけど、全体的にチームは満足していたと思う」と笑顔を見せた。