FIAのチャーリー・ホワイティングは、2012年のF1アメリカGPの開催地となるサーキット・アブ・ジ・アメリカズを訪問し、F1レース開催に適した“グレード1”として承認した。チャーリー・ホワイティングは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズの責任者、ゼネコンのオースティン・コマーシャル社、ドイツのトラック設計事務所ティルケGmbHの代表者らとともにサーキット施設を約2時間見学した。ホワイティングは、会場全体と、前回の2012年8月の訪問以降完了した工事を絶賛した。
チャーリー・ホワイティングは「これまで目にした全てが第一級であり、前回の訪問以降の進捗は素晴らしい」と2012年8月の訪問以降の作業を絶賛。「物凄い仕事を成し遂げた。本当に素晴らしい! 我々が予想していた通りの最高品質で作られている。不満は全くない」チャーリー・ホワイティングは完全に舗装された3.4マイル(5.471km)のコースを歩き、アスファルトがFIAの要求を満たしていることを確認。また、サーキットに設置された縁石、ガードレール、フェンス、その他の安全対策も点検した。レース管制室が設置されたピット/パドック・ビルディングも見学した。チャーリー・ホワイティングは、サーキット施設を「お見事」と評し、ターン1を含めたサーキットのコーナー設計に特に強い印象を受けたと述べた。「オーバーテイクの可能性が非常に高いコーナーが3〜4個ある。ターン1は非常に広く設計されており、エイペックスはとても短い。これは低速コーナーに対する最新のアプローチであり、オーバーテイクができることを期待している。うまくいくことを確信している」「ターン1は素晴らしい! そうとしか言いようがない。ドライバーとチームが初めてここに来ても同じことを言うだろう」チャーリー・ホワイティングは、残りの修景作業と塗装のプロジェクトも数週間以内に終了すると思うと述べた。オースティンでグランプリが始まる週の11月12日(月)に最終チェックを実施する予定とした。