FIAの技術代表チャーリー・ホワイティングは、今週初めにテキサス州オースティンの新しいF1サーキット“サーキット・オブ・ジ・アメリカズ”を視察。工事の進捗に満足の意を表した。各グランプリ前に会場の承認を担当するチャリー・ホワイティングは、先週末のF1カナダGPでのレースからそのままテキサスに入った。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズはまだ工事中であり、遅延や裁判があったことで、11月のレース開催が危ういとの噂もあった。しかし、チャーリー・ホワイティングは査察後「サーキット・オブ・ジ・アメリカズの多大なリソースが、期日までにこの施設を完成させ、そしてFIAの査察に良い影響を与えることは明らかだ」と述べた。彼はサーキットの声明のなかで「500人以上の作業員が毎日大きな前進をさせており、私は確認のため8月末に再びオースティンに戻ってくる予定だ」と述べている。2007年以来となるF1アメリカGPの決勝レースは11月18日に予定されており、最終的なレース前査察は9月25日に予定されている。