2012年のF1アメリカGP開催は、いまだ暗雲が立ち込めている。先週、オースティン市議会は今後10年間で毎年2500万ドル(約20億円)のテキサス州補助金を承認。さらに納税者の反対派グループが訴訟が取り下げたことで、サーキット・オブ・ジ・アメリカの展望は明るくなったように見えた。
しかし、地元紙の Austin American Statesman は、11日に開催されるはずだったF1イギリスGPの準政府的な地元組織委員会が不思議なことにキャンセルされたと報じた。次のステップとして、レース主催者が補助金を受け取るには委員会の投票が必要である。同紙は「F1プロジェクトを担当する地元弁護士は6月末、委員会の会議が7月の第4週末よりも遅れた場合、プロジェクトの財政が危険にさらされる可能性があると市議会に伝えていた」と報道。またフリーランスのレポーターであるジェイコブ・ダーは、主催者がサーキットのピットと他のビルの建築許可を得ていないことを明かした。「彼らにできることは、トラックを舗装し、いくつかトンネルを作り、埃を取り除くことだけだ」
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