アルピーヌF1は、2021年F1マシン『A521』を3月3日(水)にシェイクダウンすることを明らかにした。ルノーからブランドを変更して今季からアルピーヌF1として参戦するチームは、3月2日(火)に英国で2021年F1マシン『A521』をお披露目。伝統の青・白・赤の鮮やかなカラーリングが施された新車を公開した。
アルピーヌF1は、翌日シルバーストンへと移動し、フィルミングデーを利用してレースドライバーを務めるエステバン・オコンがA521のシェイクダウンを実施することを発表。もう一人のレースドライバーであるフェルナンド・アロンソは、2週間前の怪我と渡航制限を理由にスイスに留まっている。また、チームは2021年のリザーブドライバーとして昨年までアルファタウリ・ホンダF1のドライバーを務めたダニール・クビアトと契約したことを発表。テストドライバーの周冠宇とともにA521の開発を進めていく。これまで2021年F1マシンを発表しているマクラーレン、アルファロメオ、アルファタウリ、レッドブルはすでに新車のシェイクダウンを完了させているが、メルセデスは事前のシェイクダウンを行わず、3月12日のプレシーズンテストが新車『W12』の初走行になることを明らかにしている。