アルピーヌF1、2021年マシン『A521』の新車発表会を3月2日(火)の24時(現地時間15時)からライブ配信する。昨年までルノーF1として知られていたチームは、2021年からアルピーヌF1にブランド変更。すでに2021年F1マシンは『A521』という名称を採用し、フランスのナショナルカラーである青・白・赤のトリコロールを採用した暫定的なカラーリングを発表している。
新生アルピーヌF1は、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソとフランス人のエステバン・オコンを迎える。最近、自転車事故で顎を骨折して手術を受けたアロンソは、スイスから英国への渡航制限を理由に発表会を欠席することを発表している。エンストーンを拠点とするチームは、冬に大きな変化を遂げた。アルピーヌF1にブランド名を変更し、アロンソが最後にレースをしてから10年以上経ってから再びチームに加わっただけでなく、元チーム代表のシリル・アビテブールが先月会社を辞めた。ルノーの長年の従業員であるシリル・アビテブールは、2017年からF1チームを単独で率いていたが、昨年セアトから加わった新CEOのルカ・デメオによるグループ内の再編を受け、会社を完全に辞めた。元スズキMotoGPチーフのダビデ・ブリビオがチームの新しいレーシングディレクターとして加わったが、正確な管理構造はまだ確認されていない。なお、ヴィリー=シャティヨンのエンジン部門は『RENAULT』のバッチがついたルノー E-TECHハイブリッド F1エンジンの製造を継続する。