ホンダはF1から撤退したが、スクーデリア・アルファタウリのチーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダとの連携について何も変わっていないと語る。ホンダは、カーボンニュートラルを実現するためのプロジェクトに焦点を移すために2021年シーズン限りでF1から撤退した。しかし、2021年以降、ホンダのF1への継続的な関与は強化され、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリが搭載するF1パワーユニットはまだ日本のHRC(ホンダ・レーシング)で製造されている。
最近、レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、この取り決めは2025年まで延長されると語っている。また、スクーデリア・アルファタウリのチーム代表であるフランツ・トストは、ホンダとの仕事は前シーズンとほぼ同じだと語る。ホンダのF1撤退によりスクーデリア・アルファタウリの事業が変更されたかと質問されたフランツ・トストは「現時点では変わっていない。ホンダはまだ彼らの人材とともに関与しチエル」とMotorsport-Total.comに語った。「昨年とほぼ同じ人がいる。エンジンは日本のさくらで作られている。その点で違いはない」「これまでのところ、運用面での問題は予想されていない」ホンダは、F1パワーユニットに関与し続けており、2022年シーズン以降に新しいE10燃料で動作するようにアップグレードされたエンジンを生産するために懸命に取り組んできた。バルセロナで行われたF1プレシーズンテストでは、レッドブル・レーシングとスクーデリア・アルファタウリの両方で初期の兆候が見られ、セルジオ・ペレスがレッドブルRB18での3日間のイベントで3番目に速いタイムを記録し、チームは合計358周を記録した。アルファタウリの周回数は308周で、タイムシーズンでトップに食い込むタイムは記録しなかったが、フランツ・トストは2022年の目標として、昨年アルピーヌに敗れたコンストラクターズチャンピオンシップ5位、「もしくはそれ以上」を目指していると語っている。
全文を読む