アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストが、2021年F1アブダビGPの決勝レースを振り返った。アルファタウリ・ホンダF1は、角田裕毅が自己ベストとなる4位、ピエール・ガスリーが5位でフィニッシュし、22ポイントを追加。ライバルのアルピーヌには届かなかったが、チーム史上最多となる142ポイントを獲得してランキング6位でシーズンを終えた。
今年、ホンダはF1から撤退するが、マクラーレンとのパートナーシップが破綻した後、2018年にホンダのF1エンジンを受け入れたのがアルファタウリ(当時トロロッソ)だった。「信じられないアブダビでの最終戦となった。ワールドチャンピオンの座を獲得したマックス・フェルスタッペン、レッドブル・レーシング、ホンダを心から祝福する。彼らは1年を通じて素晴らしい仕事をした。マックスはまさにこの勝利に値する最速のドライバーだし、チームの仕事ぶりは実にファンタスティックだった」とフランツ・トスト。「我々に関しても満足している。8位と12位でレースをスタートし、裕毅の4位とピエールの5位で合計22ポイントを獲得。非常に良い結果を持ち帰ることができ、今年のベストレースだった」「ピエールがニューセットのハードでスタートした一方、裕毅はミディアムでのスタートとなった。どちらのファーストスティントも素晴らしく、タイヤを上手くマネージメントしてくれた。ピエールがアロンソに追い付かれてしまい、危うく抜かれてしまうところだったが、セーフティーカーとチームの対応で2台のマシンとも無事にトップ5に入ることができた」「チーム史上最高得点の142ポイントを獲得し、アルピーヌとの差はわずか13ポイントという形でシーズンを終えた。チームは全てにおいて大きく前進したので、来年はさらに競争力がある新マシンで上位を獲得できるよう願っている」
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