アルファタウリ・ホンダF1のの車両パフォーマンス担当チーフエンジアを務めるクラウディオ・バレストリが、2020年のF1世界選手権 第15戦 F1バーレーンGPの決勝を振り返った。アルファタウリ・ホンダF1は、1周目の赤旗中断中にタイヤ戦略を変更。ピエール・ガスリーは2セットのハードを使用した2ストップ戦略で6位。ダニール・クビアトはソフトでリスタートする3ストップ戦略を採ったが、10秒ペナルティもありポイントに一歩届かなかった。
「今夜のレースは、1周目の赤旗、2回のセーフティカーと本当に波乱に富んだものだった。まず何よりも、どちらの事故、特にグロージャンの最初の事故が大きな影響を与えなかったことをうれしく思う。彼がマシンから降りるのを見て本当に安心した」とクラウディオ・バレストリはコメント。「レースに関しては、再スタート時に戦略を変更し、新品のハードコンパウンドを2セット利用できるアドバンテージを生かすことにした。ダニールとはリスタート時にオプションでスタートするというよりアグレッシブな決断をした。ストロールとの接触による10秒ペナルティに関わらず、彼はポイントからわずかに外れた11番手まで到達することができた」「ピエールに関してはタイヤを非常にうまく管理し、1回のストップだけ走り切れたことで、非常に相応しい6位でレースで終えた」「これから我々は再びここサヒール・サーキットで開催される次のレースに考えを切り替えるが、新しい挑戦んとなるアウター・サーキットでもミットフィールドで接戦が予想される」
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