アルファタウリ・ホンダF1のテクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンが、F1イギリスGPの予選を振り返った。F1イギリスGPの予選ではピエール・ガスリーが、10番手でQ3に進出したランス・ストロール(レーシング・ポイント)と同タイムだったが、タイムを記録した順番によって11番手。ダニール・クビアトは14番手だったが、ギアボックス交換による5グリッド降格ペナルティによって19番手からスタートする。
「昨日と今日のFP3で学んだことは、今回のイベントで導入した新しいパーツと金曜日に調査した新しいセットアップの方向性の組み合わせがここシルバーストンで統合されて改善されたパッケージになったことを示していることだ。両方のドライバーが活用できており、それはポジティブなことだ。しかし、ミッドフィールドは非常に競争的であり、我々はこの軌道を継続していく必要がある」「Q1自体は予想通りの展開だった。問題なくセッションをナビゲートできた。だが、Q2は赤旗によって妨げられた。2台とも1回目の走行のために出て行ったところだった。そのため、セッションの最後に1度しかチャンスがなく、理想的ではなかった。ピエールは最後の走行でストロールと同タイムを記録したが、セッションでの順番が遅かったことで、10番手ではなく、11番手となった。ダニールは14番手だが、残念ながら、ギアボックス交換によって5グリッド降格ペナルティを受ける」「ある意味ではQ3に進めなかったのは残念だが、11番手に一台いることは戦略の選択肢が増えるので、スタートからミッドフィールドでの戦いに特化できるはずだ。ダニーに関しては、彼を同じ立場に置くためにもっと創造的でなければならないだろう」