フェルナンド・アロンソは、2026年F1ベルギーGPで受けたパワーユニット(PU)関連の交換ペナルティについて、「戦略的な判断ではなく、スペアパーツ不足が原因だった」と明かした。アストンマーティンはベルギーGPを前にアロンソのマシンへエナジーストア(ES)やコントロールエレクトロニクス(CE)など複数のPU関連部品を投入。規定数を超えたことでグリッド降格ペナルティを受け、最後尾から決勝に臨むこととなった。
「戦略的な交換ではない」一部では、次戦ハンガリーGPやその後のアップグレード投入を見据えた戦略的な交換ではないかとの見方もあった。しかし、アロンソはスペイン紙『AS』の取材に対し、その見方を否定した。「ザントフォールトではアップグレード版のエンジンを投入する予定だから、そのときにも交換することになる。だから今回のペナルティは戦略的なものではない。単純にパーツが十分にないんだ」アロンソは、今季序盤に発生した信頼性トラブルが現在の状況につながっていると説明した。「シーズン序盤にいくつか故障があった。僕はバルセロナでバッテリーが壊れたし、ランス(ストロール)はシルバーストンで同じようにバッテリーが壊れた。その影響で今はスペアパーツが不足している」「だから今回の交換は戦略ではない」序盤のトラブルがシーズン後半に影響アストンマーティンは2026年シーズンを通じて信頼性面に苦しんでおり、アロンソはスペインGP、ストロールはイギリスGPでバッテリーパック(ESME)のトラブルに見舞われた。本来であればシーズンを通して管理する予定だったPUコンポーネントを早い段階で消費したことが、ベルギーGPでの交換につながった形だ。アロンソによれば、今後はザントフォールトで予定されているホンダ製PUのアップグレード投入時にも再び交換が予定されており、今回のペナルティは将来を見据えた「先行投資」ではなく、あくまで部品不足に対応するための措置だったという。今回の説明により、ベルギーGPでのPU交換は戦略的な判断ではなく、シーズン序盤の信頼性トラブルによってスペアパーツの余裕が失われた結果だったことが明らかになった。【関連】・アストンマーティン・ホンダF1 「アップグレードでも2.5秒差を埋めるのは難しい」
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