アストンマーティンで苦戦が続くフェルナンド・アロンソが、将来や引退を巡る憶測を真っ向から否定した。2026年シーズンはチームが厳しい戦いを強いられているものの、「今さら諦めることはない」と力強く語り、逆境を乗り越える決意を示した。2026年仕様のマシンとホンダ製パワーユニットに苦しむアストンマーティンは、第9戦終了時点でわずか1ポイント。その唯一の得点は、モナコGPで他車へのペナルティ適用によって10位に繰り上がったアロンソが獲得したものだ。
苦戦の中でもF1への情熱は変わらず7月に45歳を迎えるアロンソには、近年その去就やF1引退後の進路についての質問が増えている。オーストリアGPの週末にも、F1以外で興味のあるカテゴリーについて尋ねられたアロンソは、耐久レースやラリー、フォーミュラEへの関心を認めながらも、F1への思いは揺らいでいないと強調した。「どのクルマも楽しいよ」「1か月前にポール・リカールでヴァルキリーを走らせたけど、本当に楽しかった。高速域では驚くほど速く、大きなダウンフォースも感じられた」「WECはミシュランタイヤを使っているのも魅力だし、オーバーヒートやデグラデーション、タイヤ内圧を気にすることなく全開で走れる」「ダカールやラリーも、クルマと一緒に踊るような感覚があって本当に楽しい」「フォーミュラEも来年の四輪駆動マシンはテストを見る限りかなり速そうだ」「今さら諦めることはない」さまざまなカテゴリーの魅力を認めつつも、アロンソはF1こそが特別な存在だと語る。「どのカテゴリーも速くて楽しい。でもF1は唯一無二だ。今でもモータースポーツの頂点であり、とても魅力的なカテゴリーだ」さらに、現在の苦境を乗り越えること自体が新たな目標になっていると説明した。「もし今の状況を乗り越えて、この苦しいスタートをひっくり返し、来年あるいはもっと早く競争力のあるマシンを手にできるなら、それもまた魅力的な挑戦だ」そして、逆境を理由にプロジェクトを離れる考えは一切ないと断言した。「僕はこれまで一度も諦めたことはない。そして今も、少し苦しい状況や出遅れただけで諦めるつもりはない」「もし誰かが僕たちが今ここで諦めると思っているなら、その人はこの25年間の僕の人生を知らない」
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