アストンマーティンF1のペドロ・デ・ラ・ロサは、フェルナンド・アロンソの将来について「予測は不可能だ」と認め、過去の経験を踏まえて軽々しく見通しを語ることはしない姿勢を示した。アロンソは2026年シーズンも高いパフォーマンスとモチベーションを維持しており、2027年以降の去就については夏休み期間中に判断する意向をこれまでに示している。しかし、その決断は周囲にとっても極めて読みづらいものとなっている。
「引退すると思っていた」過去の誤算ペドロ・デ・ラ・ロサ(アストンマーティン)は、2024年の経験を振り返りながら、アロンソの判断を予測する難しさを強調した。「フェルナンドについては、まず彼を判断しないこと、そして早まった結論を出さないことを学んだ」「2024年に彼は引退すると思っていた。実際、その前提で自分のスケジュールもすべて組んでいた」「彼は唯一無二の存在だから、レースにはできるだけ立ち会いたいと思っていたんだ」「でも数戦後に、彼が2年契約の更新を検討していると聞かされて、『一体何を言っているんだ?』と思った」このエピソードを踏まえ、デ・ラ・ロサは「レースごとに楽しむべきで、あまり先を考えすぎるべきではない」と語り、アロンソの将来を断定することの無意味さを示した。アロンソのモチベーションは依然として高い現時点において、アロンソの競技への姿勢は衰えを見せていない。デ・ラ・ロサはその状態について次のように語る。「彼は非常にモチベーションが高い。強い意欲を持っている」「彼の私生活がパフォーマンスに影響したことは一度もない。彼はモータースポーツのために生きている」また、チームとしては少なくとももう1シーズンの継続を望んでいることも明かした。「もちろん続けてほしい。それが我々全員の願いだ」「ただ最終的には彼自身の人生と判断に委ねられる」「我々にできるのは、彼の決断を容易にするために最高のマシンを用意することだけだ」ホンダと連携し課題解決へ一方で、チームは2026年シーズン序盤に露呈した課題への対応も進めている。特に振動問題と信頼性の改善が重要テーマとなっている。「現在は非常に良い形で作業できている。プレッシャーはあるが、強い意欲もある」「ホンダともうまく連携している。現状には満足していないが、非常に堅実な形で協力できている」「振動を最大限抑えること、そして何より信頼性を高めてドライバーが最後まで問題なく走れるようにすることに取り組んでいる」マイアミGPに向けては、この問題の解決に一定のめどをつけることが目標とされており、チームは開幕当初と変わらぬ体制で改善を続けている。アロンソの去就は依然として不透明だが、少なくとも現時点では競技への情熱に揺らぎはない。周囲ができるのは、その選択を左右する材料をコース上で提示することだけだ。
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