フェルナンド・アロンソは、チームメイトのランス・ストロールに対して予選28戦無敗となった記録について、皮肉を込めて言及した。モンツァで28-0となったこの成績について『Mundo Deportivo』に問われた際、44歳のアロンソは話題を日曜の不運へと切り替えた。「どういう意味かって? レースでは僕が本当にひどい運に見舞われているということだ」とアロンソは語った。
「予選で今がキャリア最高の状態にあると思えるし、モンツァの予選のように緊張する場面でも完璧に実行できているのに、ポイントでは後れを取っている。つまり、日曜に僕が経験してきた運は本当に壊滅的だったということだ」「だから2026年にはこれが変わってくれることを願っている。予選の成功を少し逃しても、日曜にたくさん運を手にできるようにね」アロンソはルイス・ハミルトンのペナルティにより8番手からスタートすることになったが、アストンマーティンの直線スピード不足が生活を難しくしていると認めた。「14番手か16番手からのスタートになると思っていたし、ポイントは手が届かないと思っていた。今はポイント圏内からのスタートだから、数時間前とは状況が変わった。少し楽観的になっている」と述べた。予選の成功からすぐに日曜の課題に話題を移したことについて問われると、アロンソは笑みを浮かべてこう返した。「それは君たちのための別の記事だよ。僕は何も言わない。自分の仕事をしているだけさ」「チームにマックス・フェルスタッペンやフェルナンド・アロンソがいることには、利点も欠点もある」とアロンソは再び笑った。それでもアロンソは、日曜のレースはダメージを最小限に抑える戦いになるだろうと警告した。「8番手からスタートしても、2〜3ポジションは失うことを分かっている。ハミルトンが僕たちを抜くだろうし、ヒュルケンベルグもおそらくそうだ。後ろにはウィリアムズ勢も近い」「だから注意深く様子を見ていかないといけない」とアロンソは語った。