フェルナンド・アロンソは今週、アストンマーティンF1のステアリングを握ってスピードアップを図りながら、以前所属していたチームへの皮肉を我慢できなかったようだ。41歳のフェルナンド・アロンソは、アストンマーティンF1チームへの移籍を発表した際、オーナーのローレンス・ストロールのプロジェクトがアルピーヌF1チームよりも「野心的」に見えると語った。
アストンマーティンの2023年F1マシン『AMR23』が公開され、シルバーストーンで最初の周回を行った今、フェルナンド・アロンソはこのチームと契約した理由を「4位や3位、2位では満足できないから」と述べた。「僕がこれまで所属してきた他のチームはとは大きくことなる。そこは過去に成功を収めたものの、4位であり、4位に満足していた。4位でも満足、5位でも満足、7位でもお祭り騒ぎだった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「ここでは、勝つまでお祝いはない」そして、フェルナンド・アロンソは、グリーン車ですぐにレースに勝つことができると思ったら「嘘」だと認めた。「マシンとセッティングの理想的な操作方法を見つけるまでは、厳しいレースが続くだろう」とフェルナンド・アロンソは語った。「アルピーヌでの最初の5、6レースでは、フロントのフィーリングに悩まされ、パワーステアリングのセッティングもいろいろと変えた」「今年はバーレーンでのテストが1日半しかないので、そこでもジェッダでも100パーセントの状態ではないだろうということは分かっている。おそらくオーストラリアでさえもね」「世界選手権に出場する前に1日半の練習しかないのは世界でもこのスポーツだけだ思う」