「アロンソに不満を抱いているのはピアストリだけ」とF1解説陣

昨シーズンのF2チャンピオンであるオスカー・ピアストリは、アルピーヌF1チームの将来への希望として見られており、2023年のF1の潜在的なシートに備えてチームとの広範なテストプログラムを受けている。アルピーヌF1チームは、オスカー・ピアストリをグリッドに送り出すことに熱心であり、マクラーレンが必要になった場合に備えて、リザーブドライバーとしてピアストリを提供する契約を結んでいる。アルピーヌF1チームとフェルナンド・アロンソの将来についての話し合いは7月に始まる予定となっている。エステバン・オコンは2024年の終わりまで契約を結んでいるため、アロンソのシートはオスカー・ピアストリにとって2023年の唯一のチャンスとなっている。最近、フェルナンド・アロンソは、確立された“ナンバーワン”ドライバーのチームメイトとして2023年にトップチームに移ることを受け入れると述べているが、それは現在の状況ではありそうもない提案だ。しかし、フェルナンド・アロンソが現在のフォームを維持している場合、ポール・ディ・レスタはオスカー・ピアストリがチャンスをもう少し待たなければならなくなると考えている。「フェルナンドは、最高の状態に戻ったと思う」とポール・ディ・レスタはSky F1に語った。「彼をトップチームに入れれば、彼はトップの人たちと一緒に結果を出すと思う」「F1全体がフェルナンドがやっていることを愛するだろう。そうでないのは、チームのホスピタリティ部門に座っているオスカー・ピアストリだけだ」「彼は、アロンソが結果を出していることにあまり満足しないだろうね。なぜなら、それが彼を止めているからだ」ニコ・ロズベルグは「僕もそれに完全に同意する」とポール・ディ・レスタの意見に続けた。「彼はとても素晴らしいレベルで運転している。あの年齢で本当に特別だ」「彼は（7番手で終えた）モナコの予選に失望するだろう。彼はランドの5番手、または少なくともジョージの6番手を手にするショットを持っていたからだ」「なので、非常に残念だ。しかし、それでも、7位は彼にとってクールだ」