フェルナンド・アロンソは、今週初めにルノーF1チームのファクトリーを訪れ、2021年のF1世界選手権にむけての準備を開始した。ルノーの契約下で2001年にミナルディでF1デビューを果たしたフェルナンド・アロンソは、2002年にルノーF1チームにテストドライバーとして加入。2003年からレギュラードライバーを務め、当時のF1史上最年少優勝を記録すると、2005年と2006年にF1ワールドチャンピオンを2連覇した。
2007年にマクラーレンに移籍した後、2008年と2009年もルノーF1に所属。2021年からアルピーヌF1と名前を変えるチームで再びドライバーを務める。フェルナンド・アロンソは、約10年ぶりに英国エンストンをファクトリーを訪れ、シート合わせ、シミュレーター、テクニカルマネジントおよびエンジニアとのミーティング、風洞を見学した後、フランスに飛び、ヴィリー=シャティヨンのエンジン部門を技術者と再会した。「エンストンに戻ってきたのはとても良い経験だった。とても感動的な日々だった」とフェルナンド・アロンソはコメント。「多くのことが変わっていた。シミュレーターは新しくなっているし、風洞も更新されている。でも、いくつかの点は同じままだ。オフィスは同じだし、よく通ったジムもね・・・」「学ぶことや経験することはたくさんあって、まるで学校での最初のようなだったけど、非常に生産的だった。シミュレーターのプログラムをフォローして、少しマシンに慣れて、設備をテストした。前回ここにいたときには、シミュレーターなんてなかった!」「その後、シート合わせをして、来年のプログラムを理解するために主要な人々とミーティングをした。とにかく本当に遅れを取り戻す感じだった」「チームは将来のために良い状態にあると思う。過去数戦は、全員にとって励みになるものだった。僕自身にとってもね。ルノーが競争力を取り戻すことはスポーツにとって良いことであり、改善を目にして喜ばしく思っている。まだまだ長い道のりがあるし、ミットフィールドは非常にタイトだけど、トラックサイドの人々は素晴らしい仕事をしたと思う」「過去2戦はとてもエキサイティングだったので、その戦いに戻ることを楽しみにしている。これから僕サイドからチームが必要とするものをフォローしていく。シミュレーターに乗る日もあれば、週末を助けたり、チームが必要なものは何でもやっていく」ルノーF1のチーム代表を務めるシリル・アビテブールは「フェルナンドが直接チームに戻ってきたのは素晴らしいことだ」とコメント。「彼は最高のスタートを切ってやると本当にモチベーションを高めている。彼はその準備に関与することを本当に望んでいる」「エンストンとヴィリーに3日間滞在したことで、双方がこれらのリンクを再開し、非常に速い段階で基礎を築く機会となった。これは、チームとしての進歩の重要な年である2021年にすぐに全力で取り掛かるために重要なことだ」 この投稿をInstagramで見る Renault F1 Team(@renaultf1team)がシェアした投稿 - 2020年 9月月24日午前2時00分PDT