元F1ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソは、ルイス・ハミルトンがメルセデスではなく“普通のマシン”でF1でレースをしていたら、現在の性格と贅沢なライフスタイルを手に入れることはできなかっただろうと語る。昨年、ルイス・ハミルトンは自身6回目のF1ワールドチャンピオンを獲得。2020年には破られることはないと思われていたミハエル・シューマッハの7回というF1ワールドチャンピオン記録に匹敵することが期待されている。
「ハミルトンは7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得できる」と語るルイス・ハミルトンは、ミハエル・シューマッハとの違いについて語った。「それぞれに個性がある。二人ともマシンによって支配することができた、そして、彼らはF1外で自分たちが望むことをできるようになった」「ミハエルにはもっと規律と準備があった。彼の方がチームのダイナミクスに興味をもっていた」「ルイスの性格とライフスタイルは異なるが、普通のマシンではそうはいかなかっただろう。彼の上司は満足しなかっただろうね」とフェルナンド・アロンソは付け加えた。ルイス・ハミルトンは厳格なロン・デニスが支配するマクラーレンで2007年にF1デビューし、2008年に最初のF1ワールドチャンピオンを獲得。だが、タイトルを重ねていったのは2013年にメルセデスに移籍してからだ。フェルナンド・アロンソとルイス・ハミルトンは2007年にマクラーレンでチームを組んだが関係が悪化して、アロンソが離脱。しかし、その後、時間をかけてお互いをリスペクトするようになった。また、フェルナンド・アロンソは、自身のキャリアに関して2021年にF1に復帰することを公然と検討しており、今年F1に復帰する可能性についてすでにいくつかの話があったことを明らかした。「特定のチームが関与するいくつかの話し合いといくつかの状況があった。コンタクトはあったけど、時期が適切ではなかった」とフェルナンド・アロンソは La Gazzetta dello Sport に語った。「F1について僕が恋しく思っているのは、エンジニアとの精密な作業、レース中の最適化だ。でも、移動、連戦、そして、1チームだけが支配している状況は恋しく思っていない」
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