フェルナンド・アロンソは、マクラーレンとの関係を“友好的”に解消。今後はF1とインディ500でのいずれにおいてもマクラーレンとパートナーを組むことはない。昨年でF1を去ったフェルナンド・アロンソだが、マクラーレンのアンバサダー兼開発ドライバーとしてマクラーレンとの関係を継続。今年はマクラーレンからインディ500に参戦していたが、予選落ちを喫していた。
その失望の後、フェルナンド・アロンソとマクラーレンは別々の道を歩むことになった。フェルナンド・アロンソとの関係を解消したことについてマクラーレンの広報担当は「過去と現在の全てのマクラーレンドライバーと同じようにフェルナンドはこれからもマクラーレン・ファミリーの一員であり、我々は彼と力強い関係を築いています」とコメント。「我々はカルロスとランドに焦点を合わせており、今年にこれ以上F1テストセッションで彼を走らせる予定はありません。彼はモータースポーツの他の機会を自由に追求することができます。我々は彼がそうすることをサポートします」フェルナンド・アロンソは、F1キャリアで2度マクラーレンに所属している。1度目はルノーと2度のF1ワールドチャンピオンを獲得した2007年。しかし、当時ルーキーとしてデビューしたルイス・ハミルトンをチームが支持してると感じたアロンソは経営陣と衝突。1年で契約を解消してチームを去った。そして、2015年に新生マクラーレン・ホンダのプロジェクトのためにチームに復帰。しかし、グリッドの上位で戦う競争力はなく、定期的にマシンのパワー不足を訴えて、2018年シーズン終了後にF1自体から離脱している。フェルナンド・アロンソは、F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500という世界3大レースでの“3冠”達成をキャリアの目標にしており、残りはインディ500制覇だけとなっている。
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