フェルナンド・アロンソは、マクラーレン時代に酷評していたホンダのF1エンジンの勝利を祝福。今後、もっと多くの勝利を重ねることを期待していると述べた。フェルナンド・アロンソ、そして、マクラーレンにとってホンダ時代は悪夢だった。アロンソはホンダのF1エンジンへの不満を募らせ、F1日本GPで“GP2エンジンのようだ!”と酷評している。
マクラーレンは3年間でホンダとのパートナーシップを解消してルノーにF1エンジンを変更。そして、フェルナンド・アロンソはその1年後に表彰台すら獲得できずにF1を去った。その間、ホンダはトロロッソとの新たなパートナーシップでパフォーマンスと信頼性を向上させ、今季からレッドブルへも供給を拡大。そして、先週末のF1オーストリアGPで、F1復帰後初勝利、ホンダとしては2006年のハンガリーGP以来13年ぶりとなる優勝を成し遂げた。フェルナンド・アロンソは、Instagramのストーリーで元同僚であるホンダの勝利を嬉しく思っていると語った。「もう数年が経ったし、エンジンは非常に異なるものになっていると思う。過去に僕たちはできる限り懸命に仕事をしていた。欠陥を克服したり、シーズン毎に多くのエンジンを使ってペナルティを受けたこともあった。でも、それはおそらく進歩の一環だった」「今は多くの勝利の始まりであることを願っている。それはF1にとっても良いことだと思う」