フェルナンド・アロンソは、次のインディ500に挑戦する際にはマクラーレンと決別する可能性があることを認めた。F1モナコGPとル・マン24時間レースを制しているフェルナンド・アロンソは、残りの世界3大レースであるインディ500を制覇して“3冠”達成をキャリアの目標に掲げている。
今年、マクラーレン・レーシングのエントリーでインディ500に挑戦したフェルナンド・アロンソだったが、結果は予選落ちという屈辱的なものとなった。フェルナンド・アロンソは、次にインディ500に挑戦する際にはマクラーレンとではない可能性があると認める。「わからないけどね。どのようなオプションが利用可能か見てみなければならない」とフェルナンド・アロンソは Speed Week にコメント。「もし、もう一度インディ500に挑戦するなら、その可能性を検討して、最も競争力のある選択肢を選ぶつもりだ」フェルナンド・アロンソは、当面インディカーにフル参戦する可能性を除外。また、マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンもインディ500の大失敗を受け、202年にマクラーレンとしてインディカーに参戦することは“実現の可能性は低い”とすでに語っている。「僕がインディに参戦するとしても、そのレースだけだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「シーズン全体ですべてのレースに出て、準備をするのはあまりにコミットメントが大きすぎる」ザク・ブラウンも、フェルナンド・アロンソが今後マクラーレンなしでインディ500に参戦する可能性があることを認めている。「我々としても再びトライしたいし、できればフェルナンドとやりたい」とザク・ブラウンはコメント。「フェルナンドは500で勝つことを望んでいる。あそこに傑出したチームがいるのは疑いようがないことだ。我々の議論に基づけば、フェルナンドはマクラーレンと勝つことを望んでいる」一方、ザク・ブラウンは、カルロス・サインツとランド・ノリスを起用した今年のF1におけるマクラーレンの進歩に大いに満足しているようだ。「ドライバーは素晴らしい仕事をしている。今ではピットストップも迅速だ。チームがまとまってきていると感じることができる」「今、我々にはアンドレアス・ザイドル、そして、我々に加わったジェームス・キーがいる。フィールドに適切なプレイヤーが揃っていると感じていると言える。とにかく今は集中して実行するだけだ」
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