フェルナンド・アロンソは、インディ500の予選で上位33台に入ることができず、予選落ちとなった。2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、昨年限りでF1キャリアに終止符を打ち、今年、世界3大レースでの“3冠”達成という目標を達成するためにインディ500に2度目の挑戦をした。
1回目の挑戦となった2017年は、6台体制のアンドレッティ・オートスポーツの一台という万全の環境で参戦し、ホンダのエンジンの故障によってリタイアするまで200周のうち27周をリードするという好パフォーマンスを披露したフェルナンド・アロンソ。だが、今年はマクラーレン・レーシングという新チームでの1台体制。プラクティス2日目には大クラッシュを喫し、3日目に1周も走れないなど、厳しい週末を迎えていた。予選1日目にトップ30のスピードを記録できなかったフェルナンド・アロンソは、日曜日に最後列の3つのグリッドを争う“ラストロウ・シュートアウト”に回ったが、6台中4番手のスピードに終わり、予選落ちが確定した。「難しい週末だったのは間違いない」とフェルナンド・アロンソはコメント。「僕たちはベストを尽くしたし、今日は完全に異なるセットアップとアプローチを採用してさえいたし、4周とも全開だった。でも、僕たちは十分に速くなかった」「227mph以上でここを走るのは決して簡単なことではないし、僕たちはもっと多くのスピードを望んでいたけどね・・・ベストを尽くしたし、時に勇敢に挑んだけど、僕たちよりも優れた仕事をした人々がいたということだ」「成功も失望も大きな挑戦を受け入れなければやってこない。いつもここスピードウェイで受ける大きなサポート、そして、ホームにみんなに感謝している。今は次の目標に完全に集中している」関連:2019年 インディ500 | 決勝スターティンググリッド
全文を読む