フェルナンド・アロンソは、7度のNASCARチャンピオンであるジミー・ジョンソンとソーシャルメディアに動画を投稿。デイトナ500は“魅力”のある“象徴的なレース”だと語った。投稿された動画では、過去にルイス・ハミルトンとトニー・スチュアート、ファン・パブロ・モントーヤとジェフ・ゴードンが行ったようにクルマを交換したPRイベントを実施する可能性も示唆されている。
今シーズンでF1を離れるフェルナンド・アロンソは、来季はまだトヨタとのFIA世界耐久選手権(WEC)のラウンドが残っており、インディカーへの転向も噂されているが、理論的には来年2月に開催されるデイトナ500には参戦できる。マクラーレンのCEOを務めるザク・ブラウンは、かつてNASCARでスポンサー関連の仕事をしており、NASCARとのつながりはある。デイトナ500へのスポット参戦に興味はあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「象徴的なレースだし、素晴らしいレースであることは間違ない」とコメント。「モータースポーツで非常に重要なイベントだ。そのようなイベントには魅力は感じる」F1後のキャリアでNASCAR転向という可能性はあるかと質問されたフェルナンド・アロンソは「あまりないね。魅力的なシリーズであることは間違いないけどね」とコメント。「全てのモータースポーツシリーズには良いところ、悪いところがあるし、魅力的な部分もある。NASCARはモータースポーツの素晴らしいシリーズのひとつだ」「もちろん、僕はクルマをテストしたことがないし、選手権、ルールについての情報もないので、判断するのはとても難しい。でも、そうだね。何が起こるか見てみよう」今月、アンドレッティ・オートスポーツとともにロードコースでインディカーをテストしたフェルナンド・アロンソ。テストについては「エキサイティングだったし、違っていた。よりチャレンジングで身体的にも厳しかったのは間違いない」と語りつつも、まだ2019年のインディカーへのフル参戦についてはコミットしておらず、“F1の外には非常に大きな世界がある”と語るにとどめていた。フェルナンド・アロンソは、今回のインディカーのテストが来年のフル参戦を決定づけることはないと繰り返す。「来年自分が何をするかは、それが僕をどれくらい幸せな気持ちにさせてくれるかがベースになってくるし、特別なことをしようとしている、F1だけでなく、モータースポーツ界のベストドライバーになれるようなね」とフェルナンド・アロンソはコメント。「いくつかのことをチェックしているし、10月くらいには全てが完了して、伝えられると期待している」37歳のフェルナンド・アロンソは、新しい分野で成功するためにどれくらいの準備が必要かも決断する上で関わってくるだろうと語る。「そのような新しいことに備えて競争力を発揮できるようにするには、どれくらいの準備と献身が必要かを考える必要がある」とフェルナンド・アロンソはコメント。「準備が整って、競争力を発揮できると感じれば、そのチャレンジを受け入れるだろう。あまりに難しいと思えば、その挑戦を延期するつもりだ。もっと広い範囲で検討する必要がある」デイトナ500はより多くの準備が必要なチャレンジかと質問されたフェルナンド・アロンソは「現時点ではあまりそれについては考えていないけど、考慮に入れているよ」と答えた。