マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、F1日本グランプリの決勝を11位でフィニッシュした。金曜日の夜のエンジン交換によって35グリッド降格ペナルティを科せられたフェルナンド・アロンソは、F1日本グランプリの決勝を最後尾20番グリッドからスタート。序盤は集団のなかで苦しいレース展開を繰り広げたアロンソだったが、徐々にポジションを上げて最終ラップまでに11番手に浮上した。
だが、ちょうどルイス・ハミルトンとマックス・フェルスタッペンの先頭争いに巻き込まれてブルーフラッグに対応しなければならず、ドラッグの多いマクラーレンのマシンとパワーに劣るホンダのエンジンによって、メルセデスエンジンを搭載するフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)を抜くことができず、最終的に0.860秒差まで迫るもポイントには手が届かなかった。「20番手からスタートしたが、使用済みのタイヤを履いてレースを開始し、ピットストップ1回の戦略により、うまくばん回でき、11位で完走した。これは、チーム全員の多大な努力の結果だ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「金曜夜のパワーユニットの交換により、ペナルティーを受けたが、今日の走りはもう少しで手が届かなかった1ポイントの獲得に値するものだった。懸命なバトルができたと思う」「終盤は、フェリペ・マッサとの差を詰めたが、最後に不運に見舞われた。マッサがタイヤの摩耗にかなり苦しんでいるときに、バーチャルセーフティカーが導入されたが、オーバーテイクの心配がないという意味でマッサに有利に働いたと思う。その後、残り2周となった時点で、レースリーダーたちが我々に追いついたことにより、彼らを前に行かせねばならなかったのだが、それによりマッサは僕から楽にポジションを守ることができ、彼は最終的に10位入賞となった」「(次戦が開催される米国)オースティンでもう一度チャレンジする。次回はグリッド降格ペナルティーを受けることなく、通常のグリッドポジションからスタートし、今回よりも幸運に恵まれることを願っている」関連:F1日本グランプリ 結果:ルイス・ハミルトンが優勝
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