フェルナンド・アロンソは、今後数週間で自身のF1での将来について解決することになると考えているが、まずはマクラーレンが2018年の計画を確定させることが先だと語る。木曜日にも発表されるとされていたマクラーレンのルノーへのエンジン変更だが、発表はまだ先になりそうだ。マクラーレン・ルノーの誕生は、フェルナンド・アロンソがチームと新契約を締結するには十分な説得力があるとされ、今週末のシンガポールGPという早い段階で契約延長が発表されるとも予想されている。
しかし、F1シンガポールGPの木曜記者会見に出席したフェルナンド・アロンソはまだ何も確定していないと述べた。自身の将来について質問されたフェルナンド・アロンソは「いろんな選択肢があるし、全てがとても良いものだ」とコメント。「辛抱強く、数週間待つ必要がある」フェルナンド・アロンソは、マクラーレンの2018年の計画が正式になった後、自分の将来についての選択作業を始めるつもりだと付け加えた。「来年何をするにしても、僕は勝ちたい」とフェルナンド・アロンソはコメント。「トップ10やトップ15を争うシリーズにいることはないだろう。多くのオプションがあるし、研究し、検討している」「僕の一番で唯一のオプションはF1だし、他のシリーズの決定を下す前に、決断を待つつもりだ」「同時に僕のチーム(マクラーレン)にも時間を与えたい。僕たちは一緒に苦しいときを乗り越えてきたし、来年のクルマを見て、一緒に決定する時間を持ちたい。彼らが決定した後、自分のことを決定していく」「彼らに忠実なままでいたいし、まずは彼らが決定するまで、いかなる決定もしたくはない」「僕はリラックスしているし、ハッピーだ。今後数週間でどうなるか見てみよう」その一方で、フェルナンド・アロンソは、世界3大レースである、F1モナコGP、ル・マン24時間レース、インディ500での“3冠”を夢見ており、将来まだ達成できると信じている。今年、フェルナンド・アロンソは、モナコGPを欠場してインディ500に参戦している。「3冠は僕にとって将来の明確なターゲットだ」とフェルナンド・アロンソはコメント。「3レースあるし、インディがモナコと一緒でも、まだもうひとつ戦えるレースはある」「F1に残った場合、それは僕が来年勝てると信じているからなおで、決断はかなり楽だと思う。ポイントを失いたくないから、モナコに参戦するだろう」「プライオティはF1だし、そこで勝つことだ。3冠は3つのレースだ。インディだけではない。2018年には素晴らしいことをする多くの可能性がある」