フェルナンド・アロンソは、8位を走行中にリタイアを強いられたF1中国GPでの自身の走りを“素晴らしい”ものだったと評した。フェルナンド・アロンソは、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)に抜かれた後の31周目にドライブシャフトのトラブルでリタイアを強いられた。開幕戦オーストラリアGP後に自身のパフォーマンスを“人生のベストレース”と評していたフェルナンド・アロンソだが、中国はさらに良いパフォーマンスだったと述べた。
自分のパフォーマンスには満足だったかと質問されたフェルナンド・アロンソは「そうだね。素晴らしかったと思うよ」とコメント。「オーストラリアでは二度とないだろうと思ったけど、ここは同じからさらに良いパフォーマンスだたったと思う。コンディションが助けになったし、僕たちはそれを生かした」「みんな、右へ左へとスピンしていたし、僕たちはほぼフリーでポジションを上げていた。トラックがダンプ状態だったときは、トップスピードが不足しているなかでベストなペースを維持していた」「僕に起こった最高のことのひとつだ」13番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、ロングストレートでのスピード不足にも関わらず、トリッキーなコンディションの序盤に8番手まで順位を上げた。フェルナンド・アロンソは、8位くらいでのポイントフィニッシュを確信していたとし、後方から挽回していたバルテリ・ボッタスのメルセデスを数周抑えられたのはシュールだったと述べた。「僕たちはペレス(8位)とマグヌッセン(9位)とポイントを争っていたと思う」とフェルナンド・アロンソはコメント。「オーストラリアと同じように1~2ポイントを獲得できたかもしれない。ボッタスの前を走っていて、彼が2~3周抜けなかったのは、これまでで僕に起きたなかで最もシュールなことのひとつだった」「彼は僕の300m後ろにいて、ストレートで僕の抜いていったけど、次の周で彼にちょっとついていくことができた」チームメイトのストフェル・バンドーンは燃料系のトラブルでリタイアしており、フェルナンド・アロンソは、マクラーレン・ホンダのテストでの走行不足がまだ代償を払っていると述べた。「テストできなかったことで、僕たちはレース毎に新しい問題を発見している。すぐに通常の信頼性を得て、レースを完走できることを願おう」